• 片方の肩が痛い(左右差がある)
  • 肩にこわばりを感じる
  • 腕を自由に動かせない
  • 服に腕を通そうとする際に激痛が走る
  • 寝返りをうつと肩に痛みが走る
  • 腕が肩以上上がらない
  • 腕を後ろに回すことができない
  • 肩こりの際の痛み明らかに異なる
  • 寝るときに痛みが生じる

このうちのいくつかが該当する場合、その症状は「五十肩(四十肩)」の可能性が高いです。

ナーブーナーブー

痛~いっっっ!

先生、左腕が痛い!でもって、全然上がらないの。。
どうしちゃったんだろう?

ナーブルーツ治療院ナーブルーツ治療院

どれどれ。あぁー、「五十肩」だね~。
まずは痛みを取り除いてあげるね。

よいしょっと!

ナーブーナーブー

あ~、楽になった!先生ありがと!
だけど、腕を動かすとやっぱり痛いかも。。

ナーブルーツ治療院ナーブルーツ治療院

1~2週間で痛みは大分治まるから安心していいよ。

一般的に「この間は安静にしていたほうがいい」といわれているんだけど、実は、もし大丈夫そうなら、動かして血行を良くしたほうが治りは早いんだよ。

だから、もしナーブーが“痛みに強いタイプ”だったら、動かして血行を良くすると治りが早くなるよ!

ナーブーナーブー

ナーブーは、痛いの耐えられない。。

ナーブルーツ治療院ナーブルーツ治療院

だったら、無理に動かさないで安静にしているのがいいね!

腕が上がらない症状(可動域制限)については、1年位かかるかな。
だけど、ちゃんと対処していかないと1年経っても腕が上がらないままになってしまうこともままあるんだよ。

実は五十肩を発症した人の約半分が「1年を経過してなお、可動域制限や痛みが残ってしまっている」というデータもあるんだよ。

そうならないためにも、しっかりと処置していこうね。

ところでナーブーは五十肩?四十肩?
あれ、ナーブーはいくつなの?

ナーブーナーブー

ナーブーの年齢?
「17歳+ペケ日」なのは☆

ナーブルーツ治療院ナーブルーツ治療院

・・・。

ナーブーナーブー

そんなことより先生!
少しでも早く治るようになんとかして~!

ナーブルーツ治療院ナーブルーツ治療院

分かりました!では今回は、
“どのような症状で、なぜ発症するのか?など五十肩の概要”
“発症時の正しい対処法”
“痛みや可動域制限を早く解消するためのストレッチ”
をご紹介していきましょう!

五十肩とは?~五十肩の概要~

五十肩は、正式名称を肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)といいます。

その名のとおり、肩関節の周辺で「炎症」が生じることで痛みが走ったり、その炎症が治った後も可動域が狭くなったりするのが五十肩の特徴です。

この五十肩の原因となる「炎症」は肩関節の周囲組織が硬くなったり拘縮したりすることで発生しやすくなります。
こうした現象が起こる主な要因が「加齢」です。

疾患名の中に「五十」という年齢が入っているのは、加齢による症状が最も発症しやすい年齢が50歳前後だからです。

早い人は40代、30代中盤あたりから発症することもあります。
(ちなみに、「四十肩」と「五十肩」は発症した人の年齢で表現を変えているだけで、症状に違いはありません)


五十肩で最も辛いのは、炎症により激痛が発症しているときです。

今現在、この激痛に悩まれている方はお辛い思いをされていることでしょう。。
この激痛が発症する時期を「急性期」といいます。
この「急性期」は、一般的に1~2週間で治まるのが一般的です。

一方、激痛が治まり、可動域制限と動かした際に痛みが発する状態が続く時期を「慢性期」
そして、痛みがなくなり、可動域が元の状態に戻っていく時期を「回復期」といいます。
「慢性期」は一般的に1~2年とされています。
(※「回復期」は回復速度の個人差によるところが大きいので、特に目安期間がありません。)

ですが、冒頭でもお伝えしたように、五十肩発症者の半数以上が「1年経過後も痛みや可動域制限に悩まされている」とのデータがあります。

こうならないためには、この「慢性期」「回復期」にきちんと治癒のための対処を行なうことが重要です。


また、五十肩の激痛は他の疾患による「激痛」と間違えられることがしばしばあります。

こうした判断ミスは、症状を長引かせたり慢性化の原因になることもあります。

五十肩とその他の疾患を混同しないためには、それぞれの特徴と判別方法を知っておくことが重要です。

いうことで、今回は五十肩の特徴を踏まえたうえで、
“治癒後に「可動域制限」や「痛み」を残さないための対処法”、さらには“五十肩と間違えられやすい疾患の「特徴」と「判別方法」”をご紹介したいと思います。

みなさんの肩の痛みが少しでも早く解消され、回復後は肩の可動域が元の状態に戻りますように。

五十肩の原因である「炎症」はこうして起こります

五十肩は文字のとおり「肩関節の周囲」に炎症が生じることで起こります。

では、この「肩関節の周囲」がどのようなものか、そしてどのようにして「炎症」が起こるのか見ていきましょう。

このように、肩は関節窩(かんせつか)と呼ばれる凹のなかに上腕骨頭(じょうわんこつとう)と呼ばれる凸が入り込み、動かすことができる構造になっています。

そして、関節窩・上腕骨頭の周囲に肩を動かすため「1.筋肉・2.腱・3.靭帯」が存在します
さらに、動いた際に摩擦が生じるのを防ぐため「4.関節包(かんせつほう)・5.滑液包(かつえきほう)」が存在します。

これら1.筋肉・2.腱・3.靭帯・4.関節包・5.滑液包に炎症が生じることで五十肩は発症します。

この炎症の主な発生要因が「加齢による質の変化」です。

具体的には、


  • 筋肉…固くなる
  • 靱帯や腱…弾性や伸縮性が乏しくなる
  • 関節包・滑液包内…「液」の量が少なくなる

などが挙げられます。

こうした質の変化は、経年による「サビ」と表現することができます。

例えば、自転車は何年、十何年と渡り乗り続けているうちにチェーン部分にサビが生じるようになります。

それでも気にすることなく乗り続けていると、そのうちにサビでペダルがこげなくなったり、ブレーキが利かなくなったり、チェーンが切れたりなどの“決定的な不具合”が出てくることになります。

これと同じ要領で起こるのが五十肩です。

人間の身体は、日々生活をしているだけで自転車と同様に少しずつ「サビ」が発生します。
この「サビ」が溜まり、あるとき突然「激痛」という不具合が表面化したものが「五十肩」なのです!

五十肩を発症させやすくする要素

五十肩の主な原因は「加齢」ですが、それ以外にも五十肩を発症させやすくする要素、つまり“サビ発生を促進させる要素”が存在します。
以下は、その代表的なものです。


  1. 若い頃、野球など「肩を酷使する」スポーツや仕事などをしていた人
  2. 姿勢が悪い人/ストレスが溜まりやすい人
  3. 糖尿病の人

1.若い頃、野球など「肩を酷使する」スポーツや仕事などをしていた人

若い頃に肩を酷使していた人は、ご自身が気づかないうちに肩の内部で”炎症”が発生してた場合があります。

その際、その炎症がきちんと完治していれば問題ないのですが、完治しないまま治癒の工程が終わってしまい、筋肉が硬化した状態になってしまっていることがよくあります。

すると、その部分の血行が悪くなり、結果、年齢を重ねた際に五十肩が発症しやすくなるのです。

2.姿勢が悪い人/ストレスが溜まりやすい人

姿勢が悪い人は、身体に歪みが生じやすくなります。
歪みが生じると、その歪みを補正しバランスをとるための筋肉が”常に短縮”することになります。

これが血行不良につながり、五十肩を発症させやすくします。

ストレスが溜まりやすい人は、筋肉がこわばらせやすいです。
筋肉がこわばりやすいと血行が悪化しやすくなり、結果、五十肩が発症しやすくなります。

3.糖尿病の人

糖尿病の人は一般の人よりも血糖値が高く、それにより関節包などを構成しているコラーゲンが硬くなりやすくなり、結果、五十肩が生じやすくなるといわれています。


以上、五十肩を発症させやすい要素3つをご紹介させていただきました。

ここからは具体的な対処法をご紹介させていただきますが、その前に冒頭でもご紹介しました「急性期」「慢性期」「回復期」についてご説明させていただきます。

五十肩には「急性期」「慢性期」「回復期」があります

以下、それぞれの時期の特徴をご紹介します。

「急性期」の特徴

発症してから数日間、「激しい痛み」が伴うのが、この「急性期」です。
この「激しい痛み」は痺れや何かしらの違和感などの前兆を経て発生することが多いです。

安静にしているときの痛み(安静痛)や、夜寝ているときの痛み(夜間痛)も特徴の一つです。

この痛みは炎症によるものなので、炎症が治まれば痛みは解消されます。

一般的に、この急性期は2週間ほどで治まります。

「慢性期」の特徴

急性期の激しい痛みが落ち着き、緩やかに痛みが改善していくのがこの「慢性期」です。

安静痛や夜間痛も解消され、痛みは肩を動かした際にのみ発生するようになります。

このように「痛み」についてはかなりの改善が期待できますが、多くの場合、可動域の制限が残ります。

ですので、以前までは簡単にできていたことが難を要するようになったり、不自由を感じるようになることが多いです。

慢性期は、一般的に3ヶ月から1年ほど続くものとされています。

「回復期」の特徴

「回復期」には、痛みが少なくなり、徐々に可動域が回復するようにになります。

ですが、実際には五十肩を発症した人の約半分の人が、平均して7年以上の時期を経過させたにも関わらず、何かしらの「痛み」や「可動域制限」を残しているという研究結果(Shaffer B, et al.:J Bone Joint Surg Am 74(5):738-746, 1992))が報告されています。

同様に、小林製薬が行なった調査でも、現状で五十肩に悩んでいる人の半数以上が「1年以上症状に悩まされている」と回答しています。

当院にも五十肩を発症して数年経過したにも関わらず、何らかの痛みが残ったり、可動域が元の状態に戻らないことで来院された患者様が多くいらっしゃいます。

こうした五十肩発症後の可動域制限を残さないためには、きちんと肩を動かし、筋肉に血液(酸素)を行き渡らせることが重要です。

五十肩と似た症状の疾患

「痛み」や「可動域制限」を残さないためには、慢性期・回復期に肩まわりの筋肉を動かすことと合わせて、もう一つ重要なことがあります。

それは、他の疾患と混合しないということです。

ということで、対処法をご紹介する前に五十肩と混同しやすい疾患2つをご紹介させていただきます。

石灰沈着性腱板炎

まずご紹介したいのが、この石灰沈着性腱板炎(せっかいちんちゃくせいけんばんしょう)です。

腱板内に沈着したリン酸カルシウム結晶が沈着することにより、急性炎症が発生し、肩に激痛や可動域制限が生じる疾患です。

写真のように石灰が大きい場合、レントゲンにて確認することができますが、実際はレントゲンに写らない程の小さな石灰を沈着させている場合がほとんどです。

五十肩を発症されたと思われて当院に来られた方の約半数が、この石灰沈着性腱板炎ではないかと想定しています。

さらには、五十肩とこの石灰沈着性腱板炎の併発が想定される方もたくさんいらっしゃいます。

ナーブルーツ治療院ナーブルーツ治療院

さらに言うと、五十肩を発症された方のほとんどが、肩関節周辺にこの”小さな石灰”を発生させているのではないかというのが私の考えです。

この場合の石灰は大変小さく、触診でもその存在を確認することができないため”断言すること”ができません。

ですが、これまでの経験から激痛の発症期間が長い場合は、その激痛はこの”小さな石灰”によるものであるとの見立てで間違いないだろうと思っています。

五十肩の場合、「急性期」の2週間が経過すると痛みが落ち着くようになりますが、石灰沈着性腱板炎は痛みが1ヶ月、長いときは「半年ほど」続くことがあります。

つまり、”五十肩の激痛が2週間以上続いている”場合、この石灰沈着性腱板炎を発症もしくは併発させていると思われてよろしいかと思います。

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長く続く激痛にお悩みの方は、是非、当院にお越しください!
大体、1~2回の施術で激痛を解消することが可能です。

石灰沈着性腱板炎の治療法

石灰沈着性腱板炎と五十肩は、いずれも”周辺組織の血行不良”が発症原因となります。

したがって、両者とも対処法は同じく“肩関節周辺の血行改善”となります。

ですので、五十肩やこの石灰沈着性腱板炎に該当される方は是非、後ほどご紹介するストレッチを実施いただけばと思います。

肩腱板断裂

次にご紹介したいのが、この「肩腱板断裂(かたけんばんだんれつ)」です。

肩甲骨と腕の骨(上腕骨)をつなぐ板状の腱が肩腱板です。
この肩腱板が断裂してしまった状態が肩腱板断裂です。

肩腱板断裂の治療法

この肩腱板断裂の治療には手術が必要です。
症状に共通するところが多いため、五十肩と混同しやすいですが、肩腱板を断裂させたまま放置してしまうと、断裂が広がり回復が難しくなります。

以下、肩腱板断裂と五十肩の症状の違いをご紹介します。

肩腱板断裂五十肩
動きに制限がない動きに制限がある
肩を挙げる際に力が入らない痛みが生じるが力を入れることはできる
自力で肩を挙げられない自力で肩を挙げられる
肩を挙げたまま維持できない痛みが伴うが維持できる
腕を上げる「途中」で痛みが生じる腕を「最上部」まで上げた際に痛みが生じる

肩腱板断裂に該当すると思われた方は、整形外科を受診されることをおすすめします。


以上、五十肩と混同しやすい疾患2つをご紹介させていただきました。

2つに共通している五十肩との違いは、激痛が伴う期間の長さが「五十肩と比べて長い」という点になります。

ナーブルーツ治療院ナーブルーツ治療院

当院に起こしいただけるようであれば、貴方の肩の痛みの原因を診断させていただきます。

難しい場合(特に肩腱板断裂の疑いがあると思われる方)は、お近くの整形外科で診察を受けられることをお勧めします。

さて、ここからは五十肩の具体的な対処法についてご紹介していきます。

五十肩の対処法…炎症部周辺を「動かす/温める」

五十肩の対処法は「動かす/温める」の一言に尽きます。
前述のとおり、五十肩の原因は“身体のサビ”です。

そして、このサビの原因となるのが“血行不良”です。
つまり、動かす/温めることで血行を促進することこそ、五十肩の改善・予防に最も効果を発揮する対処法になります。

一般的に炎症が生じている急性期(激痛期)は安静にしたほうがいいといわれていますが、冒頭でもお伝えしたように、実は患部周辺の筋肉を動かしたほうが症状の改善スピードは早くなります。

ですが、炎症が発生した状態で動かすことは”痛みを伴う行為”になります。
ですので、これ以上痛い思いをされたくないとお考えの方は、安静にして痛みを最小限に留め、この急性期を乗り切るとよいでしょう。

これらを踏まえ、以下五十肩の対処法として


  1. 急性期…動かして”急性期を早く終わらせる”ための対処法
  2. 急性期…安静にして”穏便に急性期をやり過ごす”ための対処法
  3. 慢性期・回復期…血行を改善”痛みや可動域制限”を残さないための対処法

をご紹介していこうと思います。

「急性期」対処法①
動かして”急性期を早く終わらせる”

「ズキン」と来る痛みが生じない範囲で動かす
痛みに耐えられるようであれば、早期回復のために積極的に動かして周辺筋肉の血行を改善しましょう。
痛みが生じている箇所を抑え、痛みの具合を確認しながらゆっくりと動かすようにします。

重要なのは「炎症が発生している”患部”ではなく、”患部周辺”の筋肉を動かすこと」です。
動かす中で「ズキン」とする痛みが生じるのは、“患部”を動かしてしまっている証拠です。

そうした箇所は避けながら動かすようにしましょう。

「急性期」対処法②
安静にして”穏便に急性期をやり過ごす”

1.安静にする
痛みに敏感な方や痛いのが苦手な方は、無理に動かさず安静にしながらこの急性期をやり過ごすと良いでしょう。
痛みが楽になる姿勢をとり、症状が悪化しないようにしながら急性期を乗り切りましょう。
2.肩サポーターなどを活用する
日常生活の中でどうしても肩を動かす必要がある方は、肩サポーターの使用をお勧めします。
可動域が制限させる働きがあるので、肩の動きを最小限に抑えることができます。
3.痛み止めを服用する
痛みが強くて我慢ができない場合は、市販の痛み止めを服用するのもよいでしょう。

一般的には、痛み止めは飲み薬ですが、最近では貼るタイプの痛み止めも市販されています。飲み薬は副作用が出るから抵抗がある方におすすめです。

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このように、五十肩「急性期」のセルフ対処法は“動かすことで生じる痛み”を我慢して回復を促すか、もしくは“動かすことで生じる痛み”を発生させず安静にして急性期が終わるのを待つか、いずれかの選択になります。

ですが「これ以上痛い思いをしたくない!」けど「急性期を早く終わらせたい!」と思われている方がほとんどではないでしょうか?
その場合は、是非、当院にお越しください。

患部で発生している炎症物質を流しだすことで痛みを軽減させながら、同時に周辺筋肉の血行を改善、”最小限の痛み”で”急性期の最短化”を実現させていただきます!

「慢性期・回復期」対処法
「積極的に動かす」

「急性期」が過ぎた後、「慢性期」「回復期」の対処法です。
ポイントは「動かすこと」と「温めること」の二点です。


1.日常の動作を積極的に行う
症から数日~数週間たって痛みが引いた慢性期には、日常の動作を積極的に行うように心がけましょう。
2.ぬるめのお湯につかってゆっくり温める
ぬるめのお湯につかってゆっくり温めるようにしましょう。
3.肩を冷やさないようにする
使い捨てカイロや温感湿布を当てたりして、肩を冷やさないようにしましょう。
4.就寝時にも肩を冷やさないようにする
布団から肩が出ないように、バスタオルや毛布を掛けるなど冷やさない工夫を。

五十肩の早期回復は”肩甲骨ストレッチ”がおすすめです

それでは、慢性期・回復期に是非行なっていただきたいストレッチをご紹介しましょう。

肩周辺の筋肉を動かす際は“肩甲骨を動かすこと”に意識を向けましょう。
そうすることで、肩の周辺筋肉が連携し、効率的に血行を促進させることができます。

肩甲骨には挙上/下制、内転/外転、上方回旋/下方回旋の計6つの動きがあります。

本来、これらの動き1つ1つに対応したストレッチを実施するのが最も理想的です。
ですがそれ以上に大事なこと、それはストレッチを”頻繁に”行なうことです。

ですので、ここでは様々ある肩甲骨ストレッチの中でも特に運動効果の高いストレッチ「肘大回し」1つをご紹介させていただくことといたします。

この肘大回しは、6つの動きのうちの挙上/下制/内転を網羅する大変効率的な肩甲骨ストレッチになります。

少なくとも一日一回、できれば一日に数回行なっていただければ、五十肩の早期改善、ならびに慢性化の予防に大きく貢献してくれることでしょう!

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こちらのページ肩こり解消のためのストレッチ全集で詳しいストレッチをご紹介しています。
先ほどご紹介した6つの動きそれぞれに対応したストレッチをしっかりと行ないたい方は、是非参考になさってください。、

【五十肩慢性化予防ストレッチ】
肘大回し

  1. 両手をあげます。このとき両手を頭よりも後ろへ移動させ、肩甲骨が浮いた状態にします。
  2. 伸ばした腕を折り曲げながら、肘で円を描くように腕を真横に卸します。
    このとき、円を大きく描き、肩甲骨がしっかり外に広がるようにしましょう。
  3. そのまま、肘を下げます。
    このとき、肘を内側によせ、肩甲骨がしっかりと内転するのを感じましょう。1回しに10秒ほどかけてしっかりと行なうようにしましょう。
  4. 3-5回ほど行ないます。
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\ワンポイント!/
1つ1つの動作に集中し、肩甲骨を上/横/内側・下にしっかりと動かすことを意識しましょう。

回復期を過ぎても症状が残る五十肩の「慢性化」は、頚椎周辺の筋肉の硬化に原因があります

先ほどもご紹介したとおり、五十肩を発症させた方の半分以上の人が、発症から数年経過した後も痛みや可動域制限の“慢性化”に悩まされています。

これまでご紹介してきた、「急性期」に激痛が生じ、「慢性期・回復期」を経て症状が改善する五十肩は、“急性”に該当する五十肩になります。

この“急性”の五十肩は肩関節周辺の炎症により発症します。
そして、その炎症はご紹介したとおり、加齢による「肩関節周辺」の筋肉硬化により生じます。
(その他、靭帯・件の弾性の低下、関節包・滑液包内の液量減少など)

一方、“慢性化”した五十肩の場合、肩関節周辺の炎症を発生させる根本原因は“別のところに”存在します。
それが「頚椎周辺」です。

慢性化した五十肩の「9割」「頚椎周辺の筋肉の硬化」が原因で生じる「肩関節周辺の炎症」によって発症しているのです。

実は、「肩関節周辺」と「頚椎周辺」は肩甲上神経(けんこうじょうしんけい)でつながっており、互いに影響を及ぼしあう構造になっているのです。

  • “急性”の五十肩の発症原因…
    「肩関節周辺」の筋肉硬化
  • “慢性化”した五十肩の発症原因…
    「頚椎周辺」の筋肉硬化
  • 「肩関節周辺」と「頚椎周辺」は肩甲上神経でつながっている

※これ以外の要素にて症状が発症している場合もございます。

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五十肩の範囲が広く、肩から腕にかけて痛みが発生している場合、肩甲下神経だけでなく、肩から手までに影響を及ぼす神経群である腕神経叢(うでしんけいか)にまで範囲が及んでいる場合があります。

原因が”肩関節周辺部のみ”で完結する炎症”で五十肩が「慢性化」することはほとんどありません。

五十肩が「慢性化」してしまった場合、その主要原因の9割は”頚椎周辺”にあります。

このように、症状の慢性化に「頚椎周辺の事情」が関与してくる背景には、以下3つの理由があります。


  1. 肩関節周辺部/頚椎周辺は生じた炎症がもう一方に「飛び火」する構造だから
  2. 現代人は生活習慣上、頚椎周辺に「血行不良」を起こしやすいから
  3. 頚椎周辺の炎症は「継続的」だから

ここからは、これら3つの理由をそれぞれ説明していきます。

【症状慢性化に頚椎が関与する理由①】
肩関節周辺部/頚椎周辺は生じた炎症がもう一方に「飛び火」する構造だから

先ほど申し上げたように、「肩関節周辺」と「頚椎周辺」は肩甲上神経でつながっています。

結果、一方で炎症が生じると、もう一方にもその炎症が「飛び火」するのです。

【症状慢性化に頚椎が関与する理由②】
現代人は生活習慣上、頚椎周辺に「血行不良」を起こしやすいから

炎症から生じる「飛び火」は、飛び火した先に「燃焼材」が存在しない場合、特に問題は生じません。
ですが、「燃焼材」が存在すると、この飛び火が「炎上」することになります。

そして、この燃焼材となるのが筋肉硬化による「血行不良」なのです。

例えば、急性炎症(五十肩)が発生した場合、
頚椎周辺の血行が健常な場合、その炎症による「飛び火」が頚椎周辺で「炎上」することはありません。
ですが、頚椎周辺の血行状態が悪い場合、この「飛び火」により頚椎周辺で「炎上」が生じることになります。

頚椎は現代人の身体中の部位の中でも、“特に血行不良が生じるリスクが高い部位”です。

なぜなら、頚椎は現代人の生活習慣上、筋肉を硬化させやすいからです。

頚椎に血行不良を起こしやすい現代人の生活習慣の代表的なものが“スマホやPC作業時の前傾姿勢”です。

前傾姿勢を取りやすい現代人は、頚椎周辺の筋肉を硬化させやすく「血行不良」を起こしやすいといえます。

【症状慢性化に頚椎が関与する理由③】
頚椎周辺の血行不良は「継続的なもの」だから

こうして、頚椎周辺の筋肉を硬化させている人が五十肩を発症させた場合、
肩関節周辺での炎症から頚椎周辺の血行不良(燃焼材)への飛び火が「炎上」することになります。

実は、これが厄介なのです。
なぜ厄介かというと、脊椎周辺で生じる血行不良が「継続的なもの」だからです。

なぜ継続的か。
それはこの頚椎周辺の筋肉硬化が長年の生活習慣によるものだからです。

長年の生活習慣により硬くなった筋肉は、“一時的に柔らかくなったりするもの”ではありません。
硬化してしまった頚椎周辺の筋肉は「24時間ずっと固いままの状態」なのです。

つまり、肩関節周辺からの「飛び火」で発生した頚椎周辺での「炎上」は、筋肉が硬化している限り、継続することになるのです。

ナーブルーツ治療院ナーブルーツ治療院

こうして頚椎周辺の筋肉硬化という「燃焼材」が存在することで、肩関節周辺での炎症からの飛び火が炎上し、症状が発生することを「二重圧搾症候群」といいます。

五十肩の慢性症状の元凶「筋硬結」とは?

貴方の五十肩が「急性である」場合、
その炎症は「肩関節周辺の炎症のみで完結しているもの」なので、ご紹介した対処法で改善させることができるでしょう。

ですが、貴方の五十肩が既に「慢性化」している場合、
その炎症は「頚椎周辺での”炎上”からの”飛び火”により炎上している」ことになります。

この場合、この頚椎周辺筋肉の硬化を解消させなければ症状は改善しません。

ですが頚椎周辺の筋肉の硬化を改善させることは、非常に難しいです。

なぜなら、慢性化の原因となっている頚椎周辺で硬化した筋肉のほとんどが「筋硬結」だからです。

筋硬結とは?


筋硬結とは、継続的な炎症により損傷が重なったことで「治癒工程」が正しく進まなかった結果、「硬く拘縮してしまった筋繊維」のことを言います。

この筋硬結は、自然に解消されるものではありません。
それどころか、一般的な治療院で施術を受けたとしても、残念ながら筋硬結が解消されることはほとんどありません。

筋硬結は、それほど強固”なものなのです。

「筋硬結」はなぜ、それほど強固なのか?

この筋硬結はなぜそこまで強固なのか、理由は筋硬結の“悪化のスパイラル構造”にあります。

全ては①不良姿勢から始まります。
代表的なものが前述の“スマホやPC作業時の前傾姿勢”です。

図のように①不良姿勢から②血行不良→③神経障害(炎症)を経て、頚椎に④筋短縮が発生します。

この④筋短縮が、これまでご紹介してきた頚椎周辺の筋肉の硬化”です。

この④筋短縮は⑤血行不良を起こし、その周辺の神経に⑥神経障害(炎症)を引き起こします。

すると、この⑥神経障害が④筋短縮をますます悪化(強固)させるのです。
これが“悪化のスパイラル構造”です。

この構図により、筋短縮がどんどん悪化し”固定化”されたもの「筋硬結」なのです。

慢性症状を数十年に渡り(あるいは、生涯に渡り)継続させてしまう悲劇の「9割」この頚椎周辺の「筋硬結」によって引き起こされるのです。

当院で「筋硬結」を解消しませんか?

当院は、この筋硬結を解消することを最大のウリにしている治療院です。
この筋硬結を解消するための治療が、当院のメイン治療メニューである「振動療法」です。

ここからは、当院の「振動療法」がどのように筋硬結を解消するか、そのメカニズムをご紹介していきたいと思います。

◆筋硬結の解消手順

  1. 「特定波長・振動数の振動」を筋硬結化した筋繊維に加える
  2. 筋硬結化した筋繊維が破壊
  3. 炎症が発生
  4. 血流増加→酸素供給
  5. 自然治癒により筋繊維が再生
  6. 筋繊維の正常化

当院の振動療法では、以下の写真のような治療バイブを用いて筋硬結を起こしている筋肉部に特定の波長・特定の振動数に設定された振動」を与えます。

この振動により、正常な箇所への刺激を最小限に抑えながら筋硬結を起こした筋繊維を破壊することができます。

破壊といっても、当然「やみくもに壊す」わけではありません。
固く”いぼ結び状態”になった糸の束に切れ目を入れ、その結び目を解くイメージです。

このように「破壊」された筋繊維は「炎症」を起こします。
この炎症により血流が増加し、酸素が供給されるようになります。
これにより正しい自然治癒力が機能し、筋繊維が再生されます。

これが、当院の振動療法でもって筋硬結が正常化の工程になります。

しかしながら、年月が経過した筋硬結の固さは相当のもので、一度の治療で解消するものではありません。
よって、治療を重ねて少しずつ表面から深部へと筋硬結を正常化させていくことになります。

こうして、長年の慢性痛が解消されていきます。

以上が筋硬結の生成・悪化ならびに解消メカニズムになります。
頚椎周辺に生じる筋硬結は、五十肩のみならず腰痛、肩こり、四十肩・五十肩、自律神経失調症…など現代人が悩む様々な生活習慣謬の根本原因となります。

これらの症状がなかなか解消されず、悩まれている方が依然として多いのは、一般的な治療院ではこの神経障害の元凶となっている「筋硬結へのアプローチ」ができていないからなのです。

先ほどもお伝えしたとおり、当院はこの筋硬結の解消を専門とする治療院になります。
なかなか改善されない症状にお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください!

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当院の治療メニューの概要および、料金体系の詳細は「治療メニューと料金」のページでご確認いただけます。